ごった煮ログ

推し事が生きがい

だんだらごはん3巻読むと幸せになれるよ

 

 

「京で会いましょうと言ったけど… 僕ははじめさんの前で何と言ったらいいんだろう」

 

「だってはじめさんも僕と同じくらい強いでしょう  だからはじめさんも一番前で  僕の隣で  ずっと一緒に戦ってほしいんです」

 

タイトルが宗教の勧誘みたいになっちゃった………

でも本当に読むと幸せな気持ちになれるよ(2回目)。現に私はなったから自信もって言う。

 

こんにちは~。この間までの病み期が嘘のよう、3巻とPVとドラマCDのおかげですっかり心が春爛漫なたんぽぽです!私の春はまだまだこれからだ…!(???)

最近随分とあたたかくなってきましたね~!近所の桜がちょっと見ない間に満開になっていてびっくりしました。

 

今回はタイトルの通り(私が)待ちに待っただんだらごはん3巻についての記事です。も~~~~~ずっと3巻のこと語りたくて語りたくてここ最近ずっとうずうずしてました…うふふ…。という訳で語ります!!!

 

(重要な部分のネタバレは一応避けるようにしたのですが)どうしても未読の方にはネタバレになる、ブログの構成上台詞が時系列通りになってない箇所がある、主観がガンガン入りまくりのダラダラ長文だよ!!!注意してね!!!!!

 

  

 ざっくりとしたあらすじ

 

全体を通して色々と語りたいので、感想を書いていく前に振り返りがてら3巻全体の流れを核心部分のネタバレ無しでざっくりと書いてきますね~!書きやすいのではじめさんと沖田くんの行動をおおよその軸にして書きます。

 

 

 ~忙しい人のためのだんだらごはん3巻~ 

 

はじめさんと沖田くん、お互いの気持ちがすれ違い冒頭から大喧嘩。

仲間に怒られ子供に諭されとりあえず仲直り。(でもまだ若干ぎくしゃくしてる)

清河さん関連でもだもだしていた無職集だn…もとい元浪士組の現状の打開策(ただし成功する確率は低い)が見つかる。

同時にとあることがきっかけで、はじめさんの心に一筋の光が差し、はじめさんの塞ぎ込んでいた意識が少しだけ変わる。沖田くんがそんなはじめさんを見て、自分の正直な気持ちを打ち明けてあるお願いをする。(ここで二人の間にあったわだかまりがだいぶやわらぐ)

現状の打開策成功への一歩を無事に踏み出す。はじめさん、2巻のうどん屋で会ったお兄さんとまさかの形で再会を果たす。

打開策が成功し宴会モードになる。はじめさんはうどん屋で会ったお兄さんと会話を重ね、彼から大切なことばをもらう。そしてある決心をする。

無職集団が無職じゃなくなる。

清河さんの代わりに新しいリーダーがやって来る。無職じゃなくなったものの、大人の事情ですぐに行動することは出来ず、土方さんの提案で物見遊山を行うことに。

はじめさんは京都の物見遊山を何やかんやで満喫、試衛館メンバーの輪にだいぶ馴染む。(とても微笑ましい)沖田くん、物見遊山に行けず拗ねる(宇宙一かわいい)。そして…。

 

 

こ………………こんな感じでしょうか……………???

いや何か違う。絶対違う。一番最後とか特に沖田くんが物見遊山に行けずにグレちゃったみたいな書き方になっちゃったけど違うんです!!!!!このブログを読んでるだんだらごはん大好きなおたく、どうか怒らないでほしい。何ならむしろ私の代わりに説明してほしい。

 

さて、あらすじ(???)を書き切ったところで、これからは3巻の中でも特に印象的だった台詞や場面と絡めて、3巻全体を通しての感想も一緒につらつらと語ってゆこうと思います!

 

 

全体を通して

 

 

はじめさんと沖田さんは色んな部分で正反対・表裏一体でありつつ、隊士のみんなにとって、運命の人は一人ではない、いろんな人との出会いや事件が、出会った分だけ重なって絡み合って一人の人間を作り上げて、みんなで時代を生きていく様子…

 

のようなものを描きたいと連載当初から考えていましたが、

最高すぎやしませんか…………?????

 

まさにこれなんです。私がだんだらごはんという物語そのものが大好きな理由。自分の中の『好き』のエッセンスがぎゅっと凝縮されてるみたいな文章だったので、個人的にものすごくびっくりしました………。先生ありがとうございます。。。

先生がおっしゃる通り、現に3巻では、大切な人からもらった優しい言葉も美味しいごはんも、すれ違って殴り合いのケンカをしたことも、血に塗れた事件も、その全てが溶け合い交わりあってはじめさんや沖田くんという一人の人間のかたちを作っていく様子が本当に丁寧に描かれていて、めちゃめちゃ読んでいて楽しかったのですよ…!!!

 

あとは、沖田くんのはじめさんに対する「ずっと隣にいてほしい、そして一緒に戦い続けてほしい」というエゴが、はじめさんのこころに悪い方にも良い方にも大きな影響を与えていて、読んでいてとっっっっても面白かったです。それに、沖田くんの中のはじめさんの立ち位置の輪郭が、そういった台詞を通して徐々にくっきりと浮かび上がってきたのも素敵でした…!

 

だんだらごはんを読み始めた頃から、はじめさんと沖田くんって、俺たちトモダチ!感が薄くて面白いなぁ~って思ってたんですよね。はじめさんが沖田くんに苦手意識抱いていたのは一目瞭然だったしなぁ………伝説の塩対応時代が今となってはちょっと懐かしい………。笑

沖田くんは1話から(もっと言えば1話以前から)大層はじめさんにご執心だったけれど、正直沖田くんがはじめさんにそこまで深く執着する理由が何なのかは、私、ずーーーーーーーっと疑問だったんですよ…。

対等な剣の腕前を持っているという貴重な条件を満たしていて、自分と同じくらいの年だし性格も好みだから、とりあえず自分の近くにいてほしいなー、くらいの感覚なのかな、ってお話を読み進めていくうちにぼんやりと考えるようにはなったのですが…。(言い方悪くてごめんなさい…!)

 

「そんな…刀が握れない…?こ…困ります…っ」

「剣が握れなきゃ一緒に働けないじゃないですか…っ」

 

ずっとそんな風に思ってたから、はじめさんが刀を握れなくなったことを打ち明けたこのシーンで、かつてないほど狼狽する沖田くんを見て「ん???」と思ったんです。

この場面で驚いたり戸惑ったりすることはあっても、ここまで狼狽えて、しかもはじめさんを責めたてるようなこと言うかな…???って私の中でちょっと腑に落ちなかった。(後で解決するんですけどね!)

確かに沖田くんは、周囲の人間公認超絶わがままフェアリー沖田でぽんだけど(???)*1人を傷つけるようなことを理由も無く言うような子では決してないし…。むしろ、普通ならはじめさんを気遣うようなことばが出てくるのが自然な場面だったんじゃないかなー、私の見当違いだったかー、などと色々考えていた時………。

 

「だってはじめさんも僕と同じくらい強いでしょう  だからはじめさんも一番前で  僕の隣で  ずっと一緒に戦ってほしいんです」

 

読者の9割以上(推定)が度肝を抜かれたであろう問題のシーンが来たわけですよ。

 

そりゃあ見当違いにもほどがあるわ…………。とりあえず近くにいてほしいな~どころか、この場面ではじめさんに対して「僕の人生の半分あなたに預けますよ(本気)」レベルの心持でいたことが発覚したのですよ。読者は驚愕。はじめさん困惑。(ラップ風)

 

このはじめさんに対して抱いている気持ちを踏まえてから、例の困ります発言を振り返ると、「僕の隣で一緒に戦い続けてくれるような強さを持った人をやっと見つけられたのに、どうして!」みたいなめちゃくちゃ宛にしてたのにいきなり裏切られたような感覚に陥っていたんだな、って素直に納得することが出来ました。しかも清河さんの裏切り発覚の直後だったし、なおさら不安で心細かったんだろうなぁ…。

はじめさんは家族に自分の価値を認めてもらえなくて、他の居場所も見つけられずにずっと孤独を抱えて生きてきたけれど、沖田くんももしかしたらはじめさんとはまた違う種類の孤独を抱えて生きてきたのかもしれませんね。大好きな人はまわりに沢山いても、その中に自分と対等な人は一人もいないって、一体どんな感覚なのだろうか…。

これは推測でしかないけれど、はじめさんという生まれて初めての『対等』な人物の存在は、少なからず沖田くんのこころの支えになっていたんじゃないかなぁ。

これから進むであろう修羅の道を先陣切って戦い続けてゆくには、いくら強かろうと才能があろうとたった一人では限界があることを、もしかしたらうっすらと感じ取っていたんじゃないか。だからこそ自分と同じくらい強い存在のはじめさんにそういった面では他の誰よりも寄りかかっていた…というか宛にしていたんじゃないかな。(全部私の憶測でしか無いけれど…)

そんな矢先、肝心要のはじめさんが剣が握れない+若干ヤケクソモードって………確かに沖田くん目線からするとかな~~~~~~~り絶望的だ……。そりゃ声も震えるし狼狽えるよー!!!!!

でも別に、はじめさんが悪いわけでは無いのですよね。ケンカしてる時のはじめさんはそんなこと知る由もないし、まさか沖田くんがずっと隣で一緒に戦い続けてほしいと自分に対して願ってるなんて夢にも思っていないだろうから、単に責められている風にしか受け取れなかったんだろうな~~~。そう考えると見事に沖田くんのエゴが見事に裏目に出ちゃってるー!!!

 

からの。

 

 

仲間だと言ってもらえた 一緒にいてほしいと居場所をくれた  

 俺のことを必要だと言ってくれる人がいて 貴方様にそうまで言って頂けて 頑張れない自分はもっと嫌だ

 

 

良かったね本当………………色んな意味で良かった………………良かったよ………………;;;;;;;

沖田くんのエゴがはじめさんのこころに良い影響を与えてるーーー!!!

実は私、だんだらごはんを読み始めた頃から、沖田くんの「一緒にいてほしい」はいつかはじめさんにとっての居場所になるんじゃないかな、(まぁ現状の塩対応具合だと望みは薄いけどネ…うん…)そうなったら良いのになぁ、ってず~~~~~~~~っと思ってたんですよ……………。なので、ここに来てようやくそれが来たか~~~~~!!!!!激アツすぎる…!!!!!!!!とあんまりにも嬉しくて、ずっと一人で単行本抱えてごろごろと悶えてました。だんだらごはん読み続けてきて本当良かった………(n回目)

だって考えても見て下さいよ…!!!!!生まれてから一度も誰にも必要とされたことがない、この世のどこにも居場所が無い、とずっとずっと思ってたはじめさんが、生まれて初めて自分を必要としてくれる人や、与えられた居場所の存在をはっきりと自覚するって………めちゃめちゃエモくないですか???エモすぎる。。。。。。

あと、はじめさんの塩対応全盛期とあの大喧嘩に負けなかった沖田くんに個人的に敢闘賞送りたい。良かったね………君のアプローチ(???)は時を超えてしっかり報われたよ………。本当この台詞録音して沖田くんに聴かせてあげたいです。

きっと花が開くような最高の笑顔を見せてくれるよ……もしかしたら泣いて喜ぶかもしれないよ……!!!???(はじめさんごめんなさい)

 

あとこの台詞、うどん屋のお兄さんとの信頼関係もしっかり滲んでいてさらにさらに最高のですよね~~~~~~~!!!!

はじめさんと沖田くんが物語の主軸になってくるので、私はついついこの二人についてばかり言及しがちなのですが(本当もっと他の人たちのことも語りたい…)、だんだらごはんという物語そのものが本当~~~~~~~~~~~~~~に大好きなので、それを構成する人間関係ならば誰と誰であろうと基本的に見ていて全部楽しめるんですよね。得な体質~!!!(謎の自画自賛)

…という訳で(?)、はじめさんとうどん屋のお兄さんの関係性もものすっっっっっっごく好きなんですよーーー!!!!!ぜひぜひもっとお話ししてほしい………!!!この二人はこれからのことを考えるとめちゃめちゃ胸が熱くなるのですよね………。

ついでに土方さんとはじめさんももっと喋ってほしいし、19歳三人衆でもっと色んな会話を繰り広げてほしいし、芹沢さんや新見さんともがんがん絡んでほしいし、いっそ全員でわちゃわちゃしてる所もっともっと見てみたいし、照さんと弟さんの絡みもじっくりじーーーっくりと見せて頂きたい。強欲~~~~~!!!!!!!

 

 

皆がこの国を思い幸福を願っているのに 皮肉なことだ

 

うどん屋のお兄さんの聡明さが垣間見える台詞。悲しいなぁ…。

けれどこのテーマは、だんだらごはんという物語の根底に関わって来る思想なのかもしれないな、とふわっとだけど感じました。

美味しいごはんを誰かと一緒に食べられる幸せ、大切な仲間と同じ時間を共有して重ねて行ける幸せ、悲しい事があっても手を取り合って生きてゆこうと約束できる幸せ………みたいに、いろんな形の幸せがこの作品の中で描かれてきたな、って私は思うんです。描かれてきた幸せはささやかなで日常的なものがほとんどで、うどん屋で会ったお兄さんの仰る幸福は(ご本人の立場的に)恐らくもっと大局的なものなのでしょうけれど、『幸福を願って明日を夢見て生きてゆく』というスタンスは今のはじめさんたちにも、そしてこれからの新撰組のみんなにも共通していくことなんじゃないかな。

勿論、この先新撰組と対立するであろう人々にも…。

 

「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちをすすむ中でのできごとなら、とうげの上りも下りもみんなほんとうの幸福こうふくに近づく一あしずつですから」

 

(何となくだけれど、宮沢賢治銀河鉄道の夜のこの台詞を思い出したのでぺたっと青空文庫から引用。余談なのですが今ポラーノの広場読んでます)

 

みんなが笑って暮らせるような平和な国にしてゆきたいと望んでいるのは誰も同じのはずなのに、それぞれが思い描くそこに至るまでの『正しい』と信じる過程が人によって違っているから、争いや対立が生まれる…という感じなのかな。うーん、ムズカシイ…。

 これからみんなが辿ってゆくのは、お兄さんが仰る通りまさしく修羅の道なのだろうけれど、その道を走り抜けた先に、たった一つでも生きていて良かったと心の底から想えるような幸福な何かをそれぞれが見つけ出すことができますように。

 

 

描きおろし

 

物見遊山に行けなくて拗ねる沖田くんが宇宙一かわいかったです………うん………

 

………決して嘘は言っていない。宇宙一かわいいのは紛れもない事実だった。それだけは保証できるよ!!!;;;;;

 

いや本当………このお話を読み終えたあと、色んな感情がどばーーーっと押し寄せてきてもうもう大変でした。(いつものことじゃん!っていうツッコミは無しでお願いします)

試衛館メンバーの輪にどんどん馴染みつつ物見遊山満喫して確実に元気になってきているはじめさんめちゃかわでほっこりしたし、土方さんがどれだけ近藤先生を大切に想っているかガンガン伝わってきたし、沖田くんがみんなを大切に想うこころの強さも決意の固さも痛いほど伝わってきたし、沖田くんと土方さんの団結…と言うかほの暗い結託の強さとその理由が垣間見えてウンウン唸りながら悶える羽目になったし………。

 

このお話は、沖田くんの表情の移り変わりがとにかく魅力的だった。にこにこほわほわしたかわいいイメージの強い沖田くんの、知的でひんやりとした表情や静かな口調は本当~~~~~~にシビれるので(現にシビれた)、今から読まれる方は色々と覚悟しておいた方が良いと思うよ…!!!

あとは、お話の最後の方にゆくにつれてどうしようもなく悲しい気持ちになったこともかな~~~り印象深かったなぁ…。悲しさにもいろんな種類があると思うのですけど、このお話に限っては、鬱展開!とか絶望!みたいな感じじゃなくて、少しずつきりきりと胸を絞られてゆくような悲しさだった…と私は思う。

いやもう、修羅の道を進む覚悟を決めた時点で予想はしていたんですけどね…。それでもやっぱり、大切な人の幸せを願っていつも笑っているような子が、どうしようもないシビアな現実を突きつけられる描写は、想像してた何倍もむごく感じらた。沖田くんにーーーーー!!!!!溢れんばかりの幸あれーーー!!!!!;;;;

そして、

 

最後の見開きの頁のインパクトたるや…………………!!!!!!!!!!

 

最後の最後にもう一回度肝を抜かれました……やられた……やられたよ………。

息をのむほどに美しいのだけれど、やっぱりあんまりにも悲しくて……僕は私は………。あとこの頁で3巻が終わるの、最高~~~~~~~~にズルいと思う。先生………大好きです……………(突然の告白)

 

 

 

 

まとめ 

 

「悲しいときも、嬉しいときも、ごはんを食べて、君と生きる──」

 

 はい、リピートアフターミ―!!!!!!!!!!

 

 …というのは冗談でして(覚えていない方は今度私と一緒に復唱して覚えましょうね!)。このキャッチコピーの通り、だんだらごはんは「生きる」物語なんだなぁ、って3巻全体を通して思いました。

はじめさんも沖田くんもそれぞれの形で覚悟を決めて、ひとつ前に進んだ。

進んだからこそこれから新しい悩みが生まれてくるのだろうし、見える風景も自分自身も少しずつ変わってくる。これからもままならない現実に苛立ったり、悲しんだり、すれ違ったり、どうしようもない消失や別離に慟哭したり、それでも夢を見て苦しんだりすることがきっとあるはずだ。

それでも愛を知って笑ったり、美味しいものや楽しいことで沢山心を潤してゆくことも出来たなら、「生きててよかった」って心の底から想えるような尊い思い出をたった一つでも作ることが出来たなら、きっとその道筋に価値はある。私はそんな彼らの全てを末永~~~~~~~~く見届けたいなぁと強く強く思います。

それを踏まえると、1話冒頭のはじめさんの「俺、生きてるのか──…?」がそれはもう心にグッサグッサ刺さりますね………(泣)

 

いや~~~~~~もう酔って酔ってグロッキーになりそうなレベルでこころをがっしがっし揺さぶられたんですけど、心の底から、この単行本を読むことが出来て幸せだと感じました。本当だんだらごはんに出逢うことが出来て良かった!!!これからのお話も楽しみだーーー!!!!!

 

  

 

 

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 ( アフィリエイトじゃないよ!)

出来るファンなので(???)最後に密林さんのだんだらごはん3巻直リンクを貼っておきます。

*1:このネタ通じる人いるかな…